3日目のくー
2020年11月29日
その日のブログです。
わさびがケージから出てる時は、くーのケージの前で待機してました。
キッシュとルナとてつは、わさびが自分のケージに来ると、ケージの中の安全な位置をキープします。
ケージの外からわさびに足を噛まれることはないです。
それで今までは、ほったらかしにできてました。
くーは、わさびが来ると、逆に近づいて、ケージの外から足を噛まれるのです。
わさびには困ったものだと思いましたし、
小さすぎるのに無警戒のくーに対しては、天真爛漫で少し気が強いから、やはり困ったものだと思ってました。
自分の手間が増えたからだと思います。
後でわかるのですが、私は何も分かってませんでした。
くーは、とても優しいのです。
幼いし、他の文鳥を経験してなかっただろうから、まだわかってなかっただけでした。
なんてことを思ったんだろうって、後日思いました。
くーが、初めて経験する赤ちゃんでない文鳥でした。
あんなに体重の少ないことも、幼いうちはそんなものかと軽く考えてました。
わさびとキッシュとルナとてつは、9ヶ月前後の大きな文鳥
それに対して、生後1ヶ月の小さなくー
同じように接してた私は、配慮に欠けてたと思うのです。
弁解をするなら、お店で確認してきたようにしてました。エサもお店で与えられていたものを与えました。
わさび達(みんな同じお店です)を、くーより幼い頃から育ててきてましたし、やり方に疑問はなかったのです。
後にこのことで、どれだけ自分を責めたことか…
今でも、別のやり方をしたら、何とかなったのではないかと…
2週間ほどで生後2ヶ月になるくーです。
羽もクリッピングされてました。
もっと早くうちに連れてきたかったと、今でも思うのです。
(あの日初めて会ったのだから、もっと早くはないのだけど)
一羽で寂しかっただろうな
薄暗くて日の差さない場所で、水浴びもできず、野菜も食べることなく…
あまえんぼうで、他の文鳥に興味があって、水浴びが好きで野菜が好きで
うちでは全部叶うから
もっと経験してもらいたかった
くーは、元気で活発でしたし、小柄でも普通に成長していくことを疑ってもいませんでした。
初代ぶん達は、もっと手をかけてなかったけど、健康なまま長生きしてくれました。
私は、文鳥って、そんなものだと思ってました。
無知でした。
くーのことを思うと、自分のことを責めてばかりになりますが、
2020年11月29日のブログを読み返して、その時のことを考えてみると、
安心してもらいたいと思ってました。
健気にがんばってるくーを、もうすでに愛おしいと思ってたんだと感じました。
初めて会った時から、
「幸せに楽しく暮らそうね」
そんな責任感を持ってたのだと
私は、会った時から、くーを愛してたんですね。
きりんさんが書いてくれたブログです。
https://walabiy.hatenablog.com/entry/2021/05/14/021528
感謝の気持ちでいっぱいでした。
「そんなに愛された子は永遠に幸せだと思います」という言葉
とてもありがたかったのですが、
大切だったし、かわいくてたまらなかったけど、心配ばかりしてたから…
愛してたんだろうか?って疑問だったのです。
やっと、私はくーを愛してたのだと言えそうです。